小豆が食べられない

万年小豆色ブログ

その好きを知らない

 

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5/26日に行われた「やがて君になる 遠見東高校生徒総会」へ行ってきました。

ここまで記事を書かなかったのは書きたいことが纏まらなかったからで、今もそれは続いています。というわけで勢いで書いてます。あとは担当編集さんがエゴサをよくするので万に一つでも遅く書いてヒットしないようにするため 考えすぎです。

とりあえず、原作との出会い⇒アニメ⇒イベントという形にしていきたいと思います。

 

☆出会い

やがて君になる : 小豆37.25グラム

やがて君になる2巻 : 小豆37.25グラム

やがて君になる③ : 小豆37.25グラム

当時の僕は小学生並の感想しか書けてないですね…

改めてすごい単純なんですけど「表紙買い」です。1巻の表紙。女子同士見つめ合っている中で、帯に「わたしを好きな、わたしの先輩。」とだけ書いてありまして、何だろうこれ?と思わず気になってそのままレジへ。

で読んでみると、女の子が女の子を好きになってて驚いてしまって。「百合」というジャンルに今まで触れたことが無かったものですから、最初に読んだ時のインパクトはかなりのものでした。ただ「百合」のイメージって、女の子がずーっとイチャイチャしてるだけのものを指すのだとばかり当時は思っていたので、そういうものか…と読み進めていこうとしました。

 

ところがこの作品、「そう」じゃないってことがすぐに分かってきます。

僕の個人的な漫画の傾向なんですけど、登場人物(特に主人公)に物凄く感情移入するタイプなんですよね。だから女性が女性を好きになるということは理解できないものだと思ってました。ただこの主人公・小糸侑ちゃんは男子に告白をされながらも、なぜか自分には「恋」という気持ちが生まれなかった。「恋」っていう言葉が凄く身近であるんだけど、それがどういうものなのか分からない。不思議な感覚なのですが、そこに僕は惹かれてしまって、その後の燈子先輩の行動も「何を言っているのかわからない」ことにも不思議に思って、そこからはあっという間に作品に、世界に、キャラクターにどんどん引き込まれていきました。

とにかく一つ一つのシーンの描写、特に"間"の使い方が非常に巧妙で、毎話毎話ああ~~~って悶えてましたね。結局語彙が小学生。

 

ストーリー自体はまだ完結していないので深く語ることはしないようにしておきます。イベント終わりに居たフォロワーさんには少しだけ語ったのですが、まだまだ重くなりそうなので、完結して落ち着いたら。あと元気があったら。

 

 

☆アニメ

正直な話、3巻くらいの頃からもうこれはアニメ化するなと確信してました。アニメが決まった時、侑の声誰がやるんだろう(この話は以前の記事に書いた)と思ったのもはや1年以上前。情報がどんどん解禁されて、ワクワクが止まらない。

 

昨年の9月、第1話の先行上映会がありました。

…正直、期待以上でした。作品の世界観もキャラクターも壊さず、それでいて原作では描けなかったシーンや、改めてアニメでの"間"の時間の取り方。毎話劇場放映してくれても構わない作りでした。原作厨大満足。だからこのスタッフさんと声優さん達に任せておけば何も問題ない!と自信を持って言える内容でした。

TV放映が始まるとOP映像とEDが追加されて、やべえ(ノルマ)てぇてぇ(ノルマ2)と化した。良いと思ったのはED映像が「スマートフォンケース」の絵をモチーフにしているんですよね。


【やがて君になる】EDテーマ「hectopascal」試聴動画

 

これ勿体なさ過ぎて買ってから外気に触れさせようともしてないのですが…この商品の凄いところは、ケースを閉じるとこの糸電話の糸が"繋がる"んですよね。ほんまそういうとこやぞ。

 好きなシーンは1話の「ふーん、何の用?」と、やはり…「嬉しかった」のシーンですかね。前者はほんの小さな1コマだったのですが、アニメになると表情が活き活きしてて侑ちゃんかわいい…

 

あとは原作者やアニメスタッフ達がトークイベントを行ったロフトにも行ってきました。裏話は

2月と3月のイベント記 - 小豆が食べられない

にも書いているので、 それと併せて。

 

 

☆イベント前の話

というわけでアニメも無事放映が終了し、イベントの開催が決まってBDも買ったのですが、1カ月した後に

昼の部申し込み忘れた…

分かったときは絶望でしたね。1カ月も申込期間があると後で後で~って先延ばしにしてしまいそのまま忘れてしまうこと。思い立ったら即行動をこれからは気を付けていきたい。夜の部の方はすぐに申し込みました。そして当選。

あとは昼の部どうしよう…ということでTwitterで検索活動。しかし募集はすぐに埋まり、イベント開催前には舞台もあったのでアニメイベントと舞台の昼夜の募集が混ざり、更に厳しく。

半ば諦めかけていたので同日開催の推しのリリースイベントに応募して当選したところ…「見切れ席販売決定」の公式の呟きが。販売開始時間前にパソコンとスマホとでフルで稼働させた結果、奇跡的に昼の部も掴み取ることが出来た

 

とにかく、うれしかった。あと安堵。

行くぞ~イベント(`・ω・´)b

 

☆イベント前の「直前の」話

先に物販を開始していたので、「メンダコストラップ」と「Tシャツ」を買いに行くことにしました。特に前者は物販のリストを見る限り、恐らく開演前には無くなってるだろうと予想を立ててたので、それ目当てで。

会場に着くと100人~150人くらいは並んでました。お渡し会の入場は30分前だから大丈夫だろ~とか考えてたけど、「入場」が30分前であって「集合」は1時間前ということに並んでから気付き、あ、これ終わったな、ってなりました。メンダコストラップは無事確保できたのですが、この時点で当初の予定を大きくオーバー。

そして「お渡し会の集合時間に遅刻」したせいで「お渡し会される時間」が遅くなり、「昼の部の開演に間に合わない」ことが確定してしまい頭を抱えてしまった。今思えばもう少し早く物販会場に着けていたので、その数分が命取りだった。

 

まあ、何が一番の原因かというと「イベントが被った」ということですよね。普段は夏織さんのイベントしか行かないから他のコンテンツ、イベントと被るという状況が皆無なので、その時の立ち回り(行動)の予測が出来ていなかったことが反省点だと思います。ただこれからイベント被りとかがまた起こるかというと…どうでしょう?

 

お渡し会会場の最寄駅からタクシーを召喚したら世田谷まで3000円も取られました。しかも微妙に回り道されたし。二度と23区内ではタクシーを使わないようにしたいですね。

走りこんで、入口のスタッフに「今からでも入れますか?」って聞いて、「大丈夫です」って言ってもらえてホッとしました。ここで昼の部の開演から45分程度経過してます。

 

☆やっとイベント

入ってみて、見切れ席に案内されたのですが…何と全然見切れてませんでした。寧ろ2階席の後ろとかよりも断然見えやすい一階席の前方の端の席。安いのに当たりって凄くない?と同時にそれなら最初から居たかったですね…

 

 昼の部は「朗読劇」から参加することができました。ここを一番逃したくなかったので間に合って本当に良かった。朗読劇は合宿1日目なので「三角形の重心」のとこかな?そこで語られてなかったご飯のお話。その前の話で燈子の母が「カレーでいいんじゃない?」って話してるところや、原作の中に1コマだけカレーをよそってる燈子&沙弥香のコマがあるんですよねwこれに繋がってるのはニクい。買い出しの担当や味覚の争い、更には福神漬奉行と化した沙弥香パイセン…思わぬキャラや突然のアドリブに終始ニッコリ。最後は真面目な侑&燈子のシーンで〆。仲谷先生ありがとう。

昼と夜とでは買い出しのメニューなどを若干入れ替えて展開。どっちが正史なんだ…

 

 

そして「音楽鑑賞会=ライブ」 安月名莉子さんが自前のギターと一緒に登場して自己紹介、『君にふれて』と『rise』の2曲を歌い上げました。MCはちょっとほわ~っとした感じで癒されましたね( それに対してのライブでの歌声の響き。

ただちょっと思ったのは、サイリウムの光。この2曲ってサイリウム振の曲ではないと思うのですが、なんか青とかUOとかの光が見えてマジか…って若干引きました。安月名さんも「サイリウムありがと~」とか言ってしまったしどうすればいいんだ。めんどくさいけど雰囲気を重視したいキモオタクだった。

ここで終わるわけないと思ってたところに、予想通り。「2人」という言葉が出てきたので勝ちを確信。衣装に着替えた高田さんと寿さんが登場。そして、

『hectopascal』…先ほども動画を載せましたが、この曲が「やが君らしくない」ところと「やが君らしい」ところ、両方含んでるような気がして好きなんですよね。

振付はというとサビの明日は何になる?のところで向き合って、覗いてみて~のところでこっち向いて覗くポーズ。明るめなこの曲調に合ってて良かったです。で、このライブの時に何が一番気になったのかというと、ラストのサビ前の「近くて…遠くて…」のところで、高田さんが背を向けて歌うんですよね。そこを不思議に思ってたら、夜の部の最後の最後に高田さん本人が説明してくれました。振付師の方が「河原」のシーンを表現しているということらしい。言われて思い返してみると確かに、雰囲気を感じ取れるところがあるなとびっくり。というか振付師の方も原作読み込んでて、またここも原作愛があるのかな、と感じたり。

それも全て置いてしまいながら昼の部ちょっと涙出てきちゃったんですよね。自分でも驚いたけど。これじゃ重い原作オタクだよ…

 

ここで昼の部の終演。フォロワーさんと合流して昼の部の話を伺いました。

夜には朗読劇の前のコーナー、「アニメの振り返り」と演者が選んだ「良い雰囲気」のシーンの発表会。ここで寿さんが「嬉しかった」のシーンを選んできて一人でうおおおおお(おが5つ)と興奮してしまった。いや、好きなんだけどこれ「良い雰囲気」では無いよねwとりあえず投票の時は拍手させて貰いました。うれしかった@マヤさんに捧ぐ。 

優勝は高田さんが選んだ「体育倉庫」のシーン…

や。これこそ「ずるい」ですよね。 そんなん良い雰囲気なの当たり前やん。しかも選んだことによって会場の大きなスクリーンにおさらいのような形で体育倉庫のシーンをフルで観ることになりまして…堪能したのですがこんな大人数のなかで流すシーンでは無い。ただシーンは最高なので、てぇてぇの海に溺れる(ノルマ3)こととなりました。

次はゲーム。「やがて○○の話になる」ということで、ある話題から始めて、自然に話を進めながら別の話題になっている…というトーク技術?が要るやつ。こういうゲームやらせるとこっちの推しは確実に大変なことになるのですが別の話。筋トレの話から好きなキャラ…は上手くできたのですが、雨降りからやが君の話…では高田さんと寿さんの会話劇になり、そこからアニメのシーンが一気に再現させる形に。茅野さんが出番がなくなってそっと席に戻った後も2人の演技がずっと続いてて笑ってしまった( 結果的に最後の最後に脱線して失敗してしまいましたが。

 

そして前述の分岐した朗読劇と、ライブパート。サイリウムの数が増えてました…はともかく、何度聴いてもいいですよね。これで『好き、以外の言葉で』をやられてしまったら爆発四散して消滅するところでしたが、流石にありませんでした。いつかこの曲も2人で歌うような機会があるといいな… 安月名さんのミニライブ?的な物の写真をTwitterか何かで見たのですが、もうたくさんの固定客がいるような印象を受けたので、今後の活躍を祈っていきたいですね。7月期は『彼方のアストラ』のエンディングを歌うそうです。チェックしていきましょう

 

ライブも終わり、最後の挨拶で〆。茅野さんの「いつかまた佐伯沙弥香役、茅野愛衣です」って言いたいって言葉…僕も感動しました。一人一人演じているキャラだけでなく、作品に対する想いというか、もう心の叫びというか(?)とにかく熱意。挨拶だけで伝わってくるものがあったので心打たれるものがありましたね。皆さん、本当に演じてくれてありがとうございました。

 

 

 

☆まとめ

まずアニメ。製作に関わった人々皆さん、全員が原作愛に溢れていて、シーン、表情、演出、声、全てが意味を持っていて、欠けてはならない要素を全てアニメに詰め込んでくれた!、と思ってます。よくアニメ化するとここがカットされてる…みたいなシーンはしょっちゅうなのですが、それが無かった。だけでなく再構成されて更に意味を強めていく手腕が凄い。アニメから入った人も多いと思うのですが、その人たちを逃して離さない映像と構成だったと思います。そして最終話で続きは原作で!ってね。

 

イベント。遅れてきて入って一番驚いたのは満席だったこと。そりゃソールドアウトしてるんだからそうだろって話なのですが、1000人以上入るホールでギッシリ人が埋まってたのを見ると、同じ原作が好き!って方が多くてこういう人達にも支えられてたんだな~と改めて感じました。声優目当て"のみ"の人は居たのかは知りません。内容も朗読劇は作品が好きな方なら満足間違いないでしょうし、ライブは聴けて良かった。あとは…何度でも言うけど遅刻したくなかった(

 

とにかく2期やってほしい!!原作も完結に近づいているので2期を出来るなら、完結まで描けるというのはもう何回も聴いたお話。ただこの2期、円盤の売り上げも重要なのですがプロデューサーさんの手腕やスタジオのスケジュール、さらにタイミングも必要条件だということをロフトで知り、簡単にできるものでは無いということを伝えられました。でもやっぱりやって欲しい~(>_<) 

 

 

さてさて ここまで書いて見返すと重っ…ってなりそうな気しかしないので、

「エモエモのエモのヤバヤバのヤバかった」というノルマ感想を置いて〆とさせて頂きます。

 

 

 

終わり。

 

☆隠しパート

高田さんについて。

フォロワーさんと先行上映の時にバッタリ出会って、当時から薄々と醸し出していたのですが侑役の「高田憂希さん」に興味があるということで、先行上映の時、そして今回のイベントでどういう人なのかちょっと見させて貰うことにしました(しましたって言っても勝手にみてるだけですけど 。

先行上映の時から感じてたことはこれも「原作愛」で、役に決まって良かった!ってところや、原作今ヤバいんですよ~みたいなところを見てると、本当に作品・キャラが好きなんだなってのが伺えました。あとは涙。涙もろい印象。色々なことに感極まって涙を流しちゃうんですけど、〆るところはちゃんと〆てましたし、ここに来るまでに色々な高田さん自身のストーリーがあったんだろうなと感じました。役も多岐にわたってて大変だと思うんですけど、どの作品も大切に出来ること、これも一つの才能であり、魅力であると私は思いました。推せるのも分かるかもしれない。イベントは多いけどね…atoha

挙動なのかな?手をパタパタしてたりマイクを右手左手としょっちゅう持ち変えてたり、行動には目が離せなさそう。

 

今度こそ終わり。この文章を見つけられる人は居るかな?