小豆が食べられない

万年小豆色ブログ

Sunny Spot Storyのお話

2018年12月29日、石原夏織1st Live 「Sunny Spot Story」について。

こちらは純粋なイベントを通してのレポートです。

 

☆予習的なもの

昼公演と夜公演の2部構成だったので、大体1公演2時間もかからないだろうといった見通し。

現在アーティスト「石原夏織」としてはアルバムの11曲と、アルバムに唯一収録されていない『半透明の世界で』の合計12曲。そこの予習は万全だったが、最近ラジオを聴けてない現状もあり、サイリウムの色が指定されていたらと不安だった。そしたら視聴動画の右にある色がサイリウムの希望する色らしい。盲点。

ただそれ(12曲)と映像企画だけでは微妙に時間は足りないし、何なら誕生日イベントで『ちょっやっにゃっ!』と『運命は2度ベルを鳴らすんです』の2曲を披露していることもあり、今回もキャラソン枠があるのではないかという期待。

物販は恐らく青のTシャツとリストバンドが無くなりやすいだろうと考えた。そこに狙いはつけてなかったので、10時くらいに会場に到着、11時の販売開始までキャラソンを中心に予習することにした。そしたら物販リストとペンが来た。どうやら希望する個数を事前に書いてレジ(レジって表現で良いのかな)に提出すれば良いらしい。衝撃だった。こんなこと今まで無かったからな…

 

そして結論から言うと、今回のライブはキャラソン枠は無かった。ただ改めて聴き直してるとキャラソンの歌い方は今回のアルバムの曲風とは全然違うし、そこに力強さやその逆といった、多くの魅力が詰まってるので、もし今回のライブで気になった人やこのブログだけ読んでる奇特な人が居ればぜひ。

 

ちなみに僕のソロでのお勧めは

『トモシビfeat.柳田光康』

『ベロペロネ』

『柑橘系のエトセトラ』(これだけ公式動画)


【ガールフレンド(♪)】新センターガール「葉月柚子」まもなく登場!

です。

他の方とのデュエットとかだとさらに増えるんだけど…

 

物販を終え、昼の部まで時間があるので昼食と、せっかくクイズ勢と集まってるということで多人数クイズ。我儘でしたがありがとうございました。

 

そして昼の部。昼の部は32列目くらいで、1階席の後ろから4列目くらい。だけどオタクの頭で見え無さそうなんてことはなく、これは岸和田のキャパ1500の会場並に期待できそうだなと心が躍った。夜は9列目なのですが、最前2列くらいは空けてあったようなのでさらに近く見えました。

 

ここから先はアルバムを聴いてた感想と、ライブとの感想が交じることがありますのでそこはご了承ということで。折角だから「トラック1」とか言いながら説明しようかな~とか考えたけど失礼なので辞めます。

あとですます文体だったりそうでなかったりするのも、思ったことを書いてるせいで纏まってないかもしれない…読みやすさとは。

 

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開幕映像*1が流れ、鳥が空の上を飛んでいて雷雨の中を切り抜けながら進んで行くと、その先に虹がかかっていくといった映像からの登場。ボルテージが上がっていく。

 

Sunny You

映画『怪獣娘(黒)』の主題歌。アーティスト「石原夏織」としての初のタイアップ曲でもあり、自身も出演している。…といった前置きはさておき。映画で流れた時はまず感動しましたよね。映画を観てたら歌声が聴こえてくるものですから。

「太陽のようなその背中」がブラック指令、「追いかけている」のがペガちゃんのことを表しているのならなお面白いけど。

1曲目からSunnyYouかよ!飛ばしてるな!といった初見の印象。単純なので。衣装もかわいいし、オタクたちも飛ばしてるし…

ライブが、始まる…!といった、相応しい始まり。わくわくが止まらない。

 

余談だけど、これはライブが初めてじゃなくて、11月にすでに一回披露されてたんだよね。行かなかったけど…


CREATION×CREATION

<前置き>アプリ『絵師神の絆』主題歌。


『絵師神の絆』先取りオープニングムービー

いやいや、手塚治虫さんに申し訳ないと思わないの!?

まあコンパイルハートだからなぁ…といった印象。配信されたらやるのかなw様子見でインストールするかもしれない。

有識者にここはどんな色でも構わないと教わったのですが、昼の部では高まりすぎて色を変えること忘れたままでした。今回のアルバムの中でここまでの2曲がポップめな感じ(この後のOrange Noteもそうですが)

でもまさか出だしの「Wow Wow Happy CREATION Stepping up! Happy CREATION」をこっちが一緒に歌って良いとは思ってなかった。おかげでいっぱい叫ばせて貰いました。 とにかく楽しい。向こうが楽しく歌ってるだけで、ここに居れて良かった。

MC

ライブの始まりの挨拶と、この日をずっと楽しみにしていたという話。

あとはお水飲んでくるね~の下り。前はおいしいに懐疑的というか、気持ち悪いオタクしかいなかったのですが、今回はそんなこともなく。

それと声出し。そこまでのノリが良かったのに、最後の「大宮の皆~!」で急に戸惑った感じになったのが面白かった。


虹のソルフェージュ

サイリウム指定は「虹」だけど上手く行くわけないよねwここまでのポップさを一回排してしっとりめに。今回のアルバム、虹や雨、天気を色に絡めた曲が多いですよね。

ちなみに「ソルフェージュ」って調べてみると、「楽譜の読み書きやリズムの学習などを通して 音楽を理解し表現するための基礎的な訓練のこと」を指すそうです。


半透明の世界で


石原夏織 2nd Single CW曲「半透明の世界で」Lyric Movie short ver.

とりあえずこれを観て(聴いて)ください。歌詞とちょっと動画風にしただけなんだけど本当に好き。唯一Sunny Spotに収録されてないんだけど…(

 

映像企画「川下りチャレンジ!」

精進湖と比較しないでほしい(直球)

「Carrer up Carry」の景品として獲得した川下り券を使っての実際のチャレンジ。

なぜかスタッフの女性も3人巻き込まれてて笑ってしまったwしかもしりとり企画で負けて水に落ちたし。後のMCでも語ってたんですけど落ちるべき人物が違うだろ!と。しかもその人18歳でADだし経歴(

撮影が11月なのに夏を感じるとか言ってて心配になりました。

MC。川下りの掛け声とともに再登場

ここで裏話とか色々トークが広げられていました。”前”は映像終わったら即歌とか当たり前だったからなぁ(

そしたらここで「次は私にとって大切な作品のオープニング」といった前振り。

キャラソンでないなら何が来るんだろう…からの

 

SHINING LINE*/TVアニメ『アイカツ!』OPテーマ

うわああああああああああああああああ!!!

まさかここに来て、アイカツ!が、そしてSHINING LINE*が聴けるなんて思わなかった。『アイカツ!』の曲自体は5thフェスで披露した『アイドル活動!Ver.Rock』や、ANIMAXのやつで他のアイカツ!に出演していた声優さんたちで『アイドル活動!』を歌ってたのですが… それにしても5thフェスの時は圧巻だった。その場に居た声優ファン、歌のお姉さんたちのファン関係なく全てを巻き込んで、引っ張っていた、そこに「音城セイラ」というキャラが本当に存在しているかのような盛り上がり方だったのは今でも焼き付いてる。

夏織さんにとって『アイカツ!』が大切な作品の一つであったことに、こちらからも感謝。思えば出るから観ようと思うようになったんだけど歌唱が違うということで一回は挫折したんですよね。今では歌唱担当の方も好きな方なんですけど(

 

知らない人は本当に歌詞を見てほしい。全てが良いから。振り返ってみると今の夏織さんにぴったりというか、今の「石原夏織」という人物を表しているような、そんな感じ。ここまでのバトンは今までの活動だし、未来に「繋いで」いくストーリーはまだ始まったばかり。

ただ、周りの人達はあまり知らなかったのか、僕たちが知りすぎていたのか、コールと振りが一人で浮いている状況になった。ここは連番したかったな。これは僕が間違ってるのか?ってなるくらい。ぜひアイカツ!101話まで観てからライブに臨んでもらいたい(クソ上から目線)

 
Heavenly lover/TVアニメ『この中に1人、妹がいる!』ED

からのこれですよ(褒め言葉)この前の「2度ベル~」もそうだし、もしかして中妹って神アニメなのでは!?と錯覚してしまう。

それはともかく、可愛い(語彙)お気に入りは「眩しい」「このまま」の1回じゃなくて2回重ねてくるところです。 アルバムには可愛い系の曲はない(よね)ですからね。もともとそういう系の曲って全部ユニット時代からの名残なんだけど。


Orange Note

今回一番ライブで化けた曲だと思う。歌詞から振付から何まで全てが完成されてる。そして可愛い。是非映像化の際には何度も見返したい。こいつ短い間に大量に可愛いって言ってるぞ。

「現金」のブログでも触れられてましたが、「さみしくて会いたいんじゃなくて会いたくてさみしい」その違いちゃんと分かって欲しい、この部分の歌詞が好きですね。心のどこかで分かる気がする。気がするだけで共感性オタクのそれかもしれないけど。

映像企画「お菓子」

カロンショコラを作ります!で笑ってしまうのよくない。毒されてる。そもそもマカロンってそうやって作るんだと逆に感心してしまった。こういったお料理企画重ねていくうちにもしかして料理上手くなってるのでは?と淡い期待を寄せてはいたんだけどいつも通りだった。ハンドミキサーでゴリゴリ音がする時点で気づくべきだった。

 

/夜の部「Sunny Spotを探せ!」

相模湖プレジャーフォレストのマッスルモンスターに挑戦する企画。…女子一人で挑戦するべきところではない気がする(

相模湖だし今度行って見ようかな~とか考えたけど入園料+そのマッスルモンスターは1時間制かつ1500円くらいかかるらしいので躊躇いますね。そりゃ一日で全部回れないわ。混雑しない平日にしかできそうにないやん(´・ω・`)

 

そして衣装チェンジ。なんというか…凄い。紫めのドレスみたいな衣装なのですが、今までそういった衣装って声優アワードの時のやつとか、ノーバになりきってると言われた怪獣娘の赤ドレスとかでしかまともに見たこと無かったんだよな。今回ので一番好きだったかもしれない。ぜひ映像で見返し(2回目

キン〇レ〇ードじゃ絶対着させてもらえないタイプのやつ。


empathy

「共感」「感情移入」の意味らしい。さっきの僕やん!『Intro Situation』の松井五郎さん作詞ということですが、今回は『星降る夜のハッピーリンク』よりな感じ?(これは適当感想です)しっとりめなゾーンに入ったこともありますが、光の演出がおお…ってなって。聴き入りゾーンに入りましたね(


雨模様リグレット

今回のアルバムを聴いて、一番好きになった曲。最後のサビ前の「雨模様」の歌い方が特に好き。『カナリア』の「こころ」と同じくらいに好き(伝わる人にしか伝わらないか)雨を表すかのような、何本もの細いライトが歌ってる姿を照らしてて印象的だった。これだけでずっと聴いていられるくらい好きです。

 

 

ここで夏織ダンサーズの前振りを予感させるBGMと引き。ここ少し長い気もしたけど。そして登場からのダンスパート。ダンスがスキなのでここも見てて飽きないんだよな。休憩タイムなんかじゃないですからね。


Ray Rule
Untitled Puzzle
Singularity Point

からのダンスチューン3連発。ダンスがスキなので(2回目)堪らない。ここは今までの曲とは違う、カッコイイタイプ。そのダンスのカッコよさに含まれる可愛さもある。これ踊ってるのが普段のラジオやトークと同一人物とは思えないよね。

『Ray Rule』の「二度と離さないこの手を~」のところ、横向いて手を握って足を出すあの姿が狂おしいほど好きなのですが、分かってくれる人は居るのでしょうか(

『Untitled Puzzle』も最初聴いたとき、AJの時にはこんなダンスチューンになるとは思ってなかった。ダンサーズの存在は本当に大きいなと思う。

そして今回のアルバムからの『Singularity Point』、赤い。赤のサイリウムといえばアレなのですが正にそんな感じ。このコンセプトは特異点でもいい、過去の自分を打ち破れ!ということで、その設定で作られたPVとか見て欲しいんだけど兎に角カッコイイ&あの髪型、高校生時代みありますよね

ダンサーの4人と踊りがシンクロし合うところがいちいちおおっ!ってなる。浅。こういったダンス観てると元気を貰えてくる。


Blooming Flower

デビュー曲で〆。デビュー曲にはアレアレのイメージもあったし最初が肝心だと自分の中で勝手に思ってたので、その中でのこの曲、10点満点中100点。やっぱり俊龍さん作曲は百発百中なんだよな。見どころといえば通称『1秒先ダンス』なのですが、優しい「香りが」の部分にも是非(PVでは観れない何かがそこにある)

 

そしてありがとうございました~!からの一旦終演。

アンコールのコール。昼の部は「アンコール!」だったけど、夜の部は「夏織」になってて統率力~ってなった。

 

そして再登場のMC。デビューからここまで来れたことへの感謝と、涙。

この涙については別の記事で書きます。


⑭♮Melody

まだ1曲残ってるよ!のアルバム最後の曲。アルバムの〆としてのこの曲、こうしてライブで聴くとアルバム以上の破壊力が生まれてくるもの。涙を流しながら歌うシーンも印象的でした。それでも「Oh yeah」の部分は「一緒にー!」って振ってて。(そもそもここ歌う部分だったのか、ってのも驚いたけど

 

"Going my way"といえば話が変わるのですが、この記事を書くために参考として『アイカツスターズ!』33話と48話を観て、この"Going my way”がどういう意味で使われてるのか、比べてみることにしました。そこでは主人公・虹野ゆめに勝つために、桜庭ローラが自分のアイカツ(進むべき道)に悩み抜いて、自分を信じることで自分しか歌えない歌、自分のために歌う歌を目指すという内容なのですが…ここでは「どんなことがあっても、何があっても変わらずに自分だけのメロディを奏でていくという」意味かな。あくまでも自然(♮)。それが新しい一歩に成り得るということで。


Blooming Flower

本当のラスト。ラストは『Sunny Spot Story』ということもあり『Sunny You』かなと予想してたのですが、デビュー曲でした。後ろのモニターに歌詞が追加されてました。 それまでの涙とは打って変わって、この日一番の最高の笑顔。

大歓声の中、退場の時間が近づいてきて。

そして、マイクを外して静寂の中の「ありがとうございました」。

余韻が残る中、ライブは終演。

 

 

 

ただ、最後の三本締めだけは嫌いなので逃げました。


☆『17才』について

夜の部では『SHINING LINE*』の部分が変わり、「私に沢山の感情を与えてくれたアニメのOP」という振りからの『17才』が披露された。その前日に自身が主演を務めていたアニメ『色づく世界の明日から』が最終回を迎えたばかりだった。幼い頃「幸せになってはいけない」と自身を閉じ込めた主人公・月白瞳美が60年前の過去の世界で暮らしていくうちに、自身の感情が豊かになり、色に対する興味を持って行くといったストーリー(ざっくり)

そのアニメを再現するかのようにAメロから後ろのモニターの映像がモノクロ(白黒の世界)で、サビになるとアニメで色が戻ったような、一気に元の映像(色づいた世界)になるという粋な演出。ニクイねえ。そしてシャボン玉が大量に噴き出してきた。

最終回の余韻に浸る中のこの歌と演出には思わず何も言えなくなってしまった。今度もう一度色づく世界の明日からを見直してみよう

 

 ☆セトリについて

終わってみればアルバム収録順だった。ポニキャには1stライブ収録順という法則もあったらしい。予習不足。それはともかく、このアルバムの順番にはちゃんと意味がある、そう感じさせるとても印象的な物だったと思う。ダンスチューンノンストップ3連発の時は大丈夫かなとも思ってたけど(

 

☆ライブ全体の感想

 なんと2時間半もありました!長い!そしたら打ち上げの店行けなくなりました(

・まずは無事にライブが終了したこと。正直この日まで「ほんまにライブやるのか~?」とか疑心暗鬼にもなってた。

 ・今回は僕の知り合いの方で、ユニット時代からも含めて初めてこの「石原夏織」の出演するライブに来てくれた方も何人か居た。MCや映像企画でのありのままの姿や、歌やダンスになると別人のようで、この「夏織さん」の魅力がぎゅーっと詰まった内容だったと思うし、実際満足されてたようでこっちも、うれしかった。またライブや何かがあれば、ぜひまたお越しくださいね。

 

 1年の締めくくり。

そして2018年、デビューの年の締めくくりと、1stライブ。

 

とにかく一言。

「楽しかったです!」

 

来年(これを書いているのは"今年"なのですが)はもっと楽しくなる一年だといいですね。

 

 以上、僕からの感想のような独り言でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に一つ。

 

キングレコードでデビューしなくて本当によかった。

 

おわり。

 

 

 

*1:ここから曲目ごとの色づけは、自分がサイリウムを振った色と同色にしている。但し白は文字が見えなくなるため、黒色で表記している