勝浦発→鴨川行
1/20「輪廻のラグランジェ×B.B.BASE 勝浦発→鴨川行:舞台めぐりサイクリング」について。
☆そもそも
①『輪廻のラグランジェ』とは…2012年に放送されたロボットアニメ。千葉県鴨川市を舞台に、主人公の女の子が町（鴨川）を、同志（友達）を守るためにロボットに乗るというストーリー*1
②「B.B.BASE」とは…「BOSO BICYCLE BASE」の略。電車で房総半島まで行って、房総半島をサイクリングで巡ろうという企画らしい。電車には自分の愛車も載せることが出来るらしく、自転車好きにはたまらないのでしょう。
③『勝浦発→鴨川行』とは…『輪廻のラグランジェ』9話のサブタイトル。話的には…特に重要な話ではないのですがｗ*2
④「舞台めぐり」とは…スマホ片手にアニメの聖地をめぐって写真撮影したりして、イベントのメモ、日記代わりになるようなもの。
前情報が多すぎる。つまり
・「舞台めぐり」のアプリを使いながら鴨川を自転車で巡る
ということです。説明1行で済むやん。
但し勝浦→鴨川まで約36km。なかなかハードです。
自転車は人よりは多く乗ってはいると思うのですが、自前のは今年8年目になる（壊れないでよく持ってますね）小ぶりな奴だし、そもそも両国駅までどうやって持って行くんだってなるので、大人しくレンタサイクルを借りることにした。…がなんと両国駅貸し出しのレンタサイクルは完売。しかも代わりの勝浦駅での貸し出しも残り少なくなっていたので急いで申し込んだら、支給されたのは小ぶりな電動自転車でした。まあクロスバイクやロードバイク乗ったこと無いし、変に凝ったやつよりこういった方がかえって良いのかなと勝手に納得。
・7:30両国駅
早い。でもいつも鴨川行くときは始発だしそんなもんか。
両国駅は総武線の各駅だけしか通らないのですが、普段使わない臨時ホームから電車が発車するらしい。着いたらもう電車が停まってました。
中は自転車のラックがそこかしこに、そして座席にはテーブルが置いてあってくつろぎやすい環境。有識者によると元々使われてた通勤列車を改造して作ったらしい。
出発。
・車内
トークショー。総監督の佐藤竜雄さんが来る予定だったのですが当日直前、体調不良でなんと欠席。代わりに読売テレビのプロデューサー、千野さんが代打で登場。大体ラグりんのイベントには鈴木監督が来るので佐藤総監督が来るのは珍しく期待してたのですが…またの機会にあるといいな。
・10:00勝浦駅到着
駅に到着する直前に「左手をご覧ください」といったアナウンスがあるので見てみたら、夏織さんと駅長がお出迎え。帽子似合いますね。電車を降りてそのままオープニングセレモニー。コースの説明とか注意事項とか。同日に何と勝浦市で駅伝も開催されていたそうで走者には気を付けてくれと。日付設定ミス。
参加者層は経験者っぽい人と未経験者、かなり分かり易い構図だった。苦行イベントのせいかガチ陰キャラみたいなのは居なかった
・11:00頃 サイクリングスタート
6人くらいのグループが10数くらいあって順番にスタート。自分は11番台目くらいのスタートで、これ先に出発する方が時間に少し余裕出来ない？とは思ったけど順番は順番。電動自転車が文句言うな。
ここから先の説明を地図を併せて書こうかと考えたのですが、通った道が分かりにくいのと、そもそもそうやって書ける文才も無いのでグーグルマップ先生で経路調べたりこのスポットはこの位置にあるんだなーって感じで各自調べてください（
・11:30 八幡岬～遠見岬神社
勝浦市内や海を一望できるスポット。既に坂や階段がたくさんあった。
せっかく勝浦に来たからタンタンメン食べたいところだけど、食べたら確実に自転車まともに漕げないんじゃないかということで断念。
ここから先は20kmくらいひたすらサイクリング。国道に沿って走ったり、国道は危ないから旧道を走ったり…直線は問題ないんだけど、上り坂がやっぱり厳しい。あとは普段経験しない「海からの風」。これが向かい風で強くて、漕いでも漕いでも前に進まない。これ初心者には中々厳しいと思うんだけど、経験者には関係ないのかな…
この先もっときつい坂（魚見塚の前）があるから節約したい…と電動自転車をほぼスイッチ付けずに、付けてもエコモード（一番弱いやつ）にして最小限に抑える走り。上りこそ電動の出番なのに付けずに立ち漕ぎで進もうとする…既にこの"苦行"に頭をやられちゃったのかもしれませんね。
・おせんころがし
写真では伝えられない（下手なだけ）絶景なんですけど、ここでは昔母子3人をこの崖から投げ落として殺害した、殺人事件が起きたらしいです。この「おせんころがし」という名前も、「おせん」という娘をこの崖から落としたことが由来だという説も。落ちたら確実に死ぬ高さですからね、自転車も減速で気を付けざるを得ない。
・13:00 天津神明宮
時間もないので観光もほどほどになってしまった。ここは今回のイベントの主催の方のお寺（普段の職業は神主さん）で、神社に鴨川エナジーが売ってるという変わったところ。鴨川市街からはかなり離れてたので行くのは初めてだったんだけど…今度改めて回ります。
ここで、最終的には6人グループは経験者の組は先に行ったり、遅い組は遅い組でスローペースに。中途半端に走った僕は周りに誰も居ないままずーっと一人で走ることになりましたｗぼっち陰キャプレー。
でも国道を走ってるうちに亀田総合病院が見えてきたので、鴨川駅まであと少し。ここで今まで以上にやる気が出てきました。やっぱり見慣れた建物が見えてくるとホーム感沸いて来ますね。
シーワールドを横目に、市街地を走ります。
・14:30 安房鴨川駅到着
この時点で電動自転車のバッテリーはなんと4つ。節約しまくった成果。足はもうパンパンなんだけど…あとは魚見塚に上るだけなので、ここからオートマチックモードに切り替えて坂を上ることに。そしたら楽々漕げて気持ちよすぎる。
魚見塚展望台に上る最後の道はさらに傾斜が激しく、その直前に係の人が居て誘導していた。電動だと見るや否や「バッテリー残ってる？」って聞かれたので4つのバッテリー見せたら後は上るだけだからとパワーモードを薦めてくれたのでお言葉に甘えて。おかげでクロスバイク横目に楽々頂上まで辿りつけました。今度からいつも自転車で行きたい…
・15:00 魚見塚展望台～ゴール
通称「誓いの丘」、ここから鴨川市の景色を一望できます。スタート時とは見違えるくらいの晴天のおかげで今回は一段と良い眺めでした。前に結構な雨の中ここへ来たことに比べれば…
そのままゴールしてもよかったのですが、時間とバッテリーが余ってたので漁港の先にある弁天島へ行ってきました。普段行くと回り道になる上、時間しかかからないので行けて良かったです。
最後に横渚海岸で自転車と一緒に撮影するやつ。こんな小ぶりのやつでバッテリー使わずに登ったりして大変だったけど、いざ終わるともう終わりか～ってなるやつ。
・16:00 クロージングセレモニー
お疲れ様でした～ということで夏織さん再登場。ここまではまあ予想通りだったのですが、何とラン役の瀬戸麻沙美さんが登場。びっくりしました。ありがてえ…
あとは茅野さんが揃えばジャージ部揃い踏み！なのですがさすがに厳しいでしょうか（
帰りも同じ電車で帰り、両国駅で解散。イベントは終了しました。
・感想とか
脚が、痛い！2日間くらい筋肉痛で動きづらかった。
今回は初心者と経験者で明確な差が生まれるイベントだったと思うからそこの配慮が少し難しかったかなとは思いました。一応救済措置*3も取られましたが、やっぱ難しいよね。よく頑張った僕。でも楽しかった！普段は鴨川周辺を巡ってたので、勝浦や天津に寄れたのは大きい。時間があれば行川アイランドの跡地も撮影したかった。
放送からもう7年経っていますが、こうして細々とでも何かしらの企画を計画して開催してくれること、そして多くの参加者が居ることは凄いことなのではないでしょうか。よく「聖地失敗」の例として挙げられるのは未だに癪だけど、こうして行って見ないと分からないことって多いはず。
